81 ORCA reported by DR Mike&Yagi and
Sotoyama&Takahasi
(2001,4,3up)
八木@泉大津市医師会wrote、、、、、、、oma-ml
本日(2001年3月24日大阪府医師会医療情報講演会)
、大阪病院年金会館で、岡田武夫先生(日医総研)と武田教授(阪大)のご講演が
ありました。僕も診療を済ませ、和泉市の岡本先生と、
駆けつけたのですが、残念ながら3時を過ぎてしまい、
岡田先生のご講演を聴くことができませんでした。
しかし、ご講演を終えた岡田先生とお話する機会が
あり、ORCAの初期バージョンを見せていただきました。
僕の見た限りの内容を、少しお伝えしようと思います。
また、LINUXに関しても、少し説明を加えます。
できるだけ平易に説明させていただいたつもりですが、
僕の不勉強で一部難解な表現や誤りがあるかもしれません。
適当にお読みいただき、全体のイメージをつかんでいただけたらと
思います
〜〜〜〜〜はじまり、はじまりぃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(長文です、ご興味の無い方は、ここで終了ください)
まず、初期画面ですが、LINUXは、起動時必ず、各ユーザーの
ログインという操作が必要です。元々は、アルファベッドで
コマンドを入力するのですが、設定で、グラフィカルログイン
といって、イラスト付きの画面に、パスワードを入力するだけで、
その操作を済ますことができます。
そして、ORCAのその画面には、Online Receipt ComputerSystem
という文字の横に、ドーンとオルカ(イルカの親分みたいなもの)
のイラストが出ます。
やっぱり、ORCAはオルカでした!!
次は、初期画面です。
業務は、窓口業務や会計業務、月次業務等がありますが、
これらは、ほとんど現在のレセコンにあるもので、説明は
不要だと思います。
特徴的なものは、随時業務という欄で、
センター連携業務・外部情報処理業務・データバックアップ業務
(センター・外部媒体)等があります。
また、緊急情報・医師会情報・トピックス等を取り出すキーも
用意されています。
あくまで、僕の印象ですが、これらのオンライン下での項目が有効的
に働かねば、オルカは、ただのレセコンのような気がします(岡田先生、
ごめんなさい)。
個々に、どのような機能があるかは、今日は見ることができません
でした。
またORCAには、データの外部出力がCSV(カンマ区切りテキスト)で
できるように標準設定されています。ちなみに、僕がS社に頼んだら
数十万のソフトを買えと言われた機能です。
それから日本語入力(フロントエンドプロセッサ)ですが、今日のマシンは、
初期LINUXの常で、「カンナ」でした。これは、非常に肩がこります。
実用には、使えたものではありません。
少し、LINUXのディストリビューションの説明をします。
LINUXには、いくつかのソフトをひとまとめにした単位(ディストリビュ
ーション)で、いくつもの種類があります。ちなみに僕はVINE-LINUXを使って
いますし、岡本先生はRedHat-LINUXです。そしてORCAはDebian-LINUXの
元で動きます。VINEやRedHat、Turboなどには比較的簡単に一太郎の
ATOKを載せることが可能です。が、Debianには載らないはずです。
岡田先生に、そのことを聞くと、既にジャストシステムと交渉済みらしく
近いうちに搭載可能になるとのことでした。
そして、ORCAは単独のソフトではなく、”ダイナ”と同様、既存データベース
上で動いています。話題の電子カルテ(レセコン)、”ダイナミクス”は
”アクセス”というデータベース上で動いているように、ORCAはデータベース
サーバーとしてPostgreSQL上で動くと、岡田先生は言っていたように思います
(僕の聞き違いかもしれません)。今日、見せていただいたのは、初期バージョン
で、データベースサーバーは”Oracle"だったです。
このあたりは、起動時の流れるような初期設定からの読み取りですから、
少し不正確です。
SQLは標準的なデータベース言語ですから、アクセスとの親和性も悪く
ないでしょうし、もちろん”ダイナミクス”とも同様だと思います。
ただ、開発言語は、エクセルやアクセスのVBAでなく、Cobolらしいですので中々、
オープンソースとは言え、ソース内容は、医者がかかわれるようなものではない
ようです。
以下は、僕の印象ですが、
やはり、個々の操作に対するコンピューターの反応は、
非常によく、LINUXならではの安定性を非常に感じました。
決して、LINUX自身、インストールさえしてしまえば、普通に使う分
には特別な操作は必要ありません。
そしてDebianは、非常に安定したディストリビューションです。
クライアントとしてWINやMacへの対応の希望は、よく分かるのですが
レセコンの最も要求されることは、安定性だと思います。
安易に、クライアントの対応OSを増やすことは、非常に危険な
ような気がします。
仮に、WINやMac版を出しても、他のソフトとパソコン内での同居は
難しいと考えておくべきです。
もし、WINユーザーなどで、1台で、色々のソフトを使いたいので
あれば、コンピューターの起動時に、LINUXとWINを切り替えて使うほうが、
安定すると思います。
長くなりました。申し訳ありません。
僕も、まだまだ詳細は、分かりません。
誤りがあれば、ご訂正ください。
三毛先生撮影 転載保存許可済み

up画像はありません
左から八木先生 matu 中央 岡田先生 右 岡本先生

八木先生撮影 転載保存許可済み

外山 学先生wrote、、、、、、localmtret、oma-ml
ORCAと地区医師会の役割?
私も、3月24日の、大阪府医師会医療情報に関する講演会
「IT革命と医療」に参加させていただきました。
ORCA(Online Receipt ComputerSystem)
「進化型オンラインレセプトコンピュータシステム」は、
1.何と言っても我らが日医(総研)の開発であること
(開業医にとって痒いところに手が届くシステムであろうと期待大!)
2.ソースを公開、などといわれてもイメージがよくわきませんが、
とにかく、他で加工した患者・診療データをORCAで読み込んだり、
逆にORCAのデータを、自分のパソコンで処理できるように書き出す
ことに関して、今までのレセコンよりはるかに自由で安価であろうこと
3.レセコン部分のサポートにとどまらず、日医による強力な診療支援が、
オンライン(ネットワーク経由)で行われること
これらの点で、画期的だと思っています。
ところが、3.の、特に「オンライン(ネットワーク経由)」部分に関して
かねがね疑問に思っていることがありました。
「点数マスタやプログラムの更新を含むレセコンのサポート」や
「諸々の診療支援・情報提供」、
将来的には「カード決済」や「病診連携」「診療データの蓄積」などを
日医のネットワーク経由で行おうとするならば、
相当に信頼性の高いシステムでなければ、使い物にならないと思うんです。
証券・金融業界並みと申しましょうか。
日数的に余裕がないところでの作業が多いですから、
「回線が混んでつながりません、もしくはレスポンスが極端に遅いです」
「今不調で、復旧のめどは不明です」「データが消えてしまいました」
これでは、お話になりませんし、すぐに見放されてしまうと思うんです。
特に、我々の使い方は、比較的一時にアクセスが集中すると思われますが、
こういう使い方は、あまりネットワークの得意とするところではありません。
(サッカーのワールドカップのチケット申し込み、アクセスが集中して、
何度もトラブルが起きました)
このような「業務仕様」のネットワークを、どう構築していくのでしょうか。
岡田先生の講演の中では、
「サービスセンター」「バックアップセンター」と表現されておりましたが、
これが、日本に1つ、というわけにはいかないでしょうし、
どういう形態でどの規模で配置されるのが適切なのか、
逆の視点で言えば、
ORCAの全体構想の普及のために地区医師会の単位には何が求められるのか、
どうしてもお伺いしたかったので、
図々しくも質疑応答の時間に質問させていただきました。
その時の岡田先生のお答えは、
「全国一律とはいかないであろう。
基本単位を都道府県として、サブに地区、ということが考えられるが、
東京や大阪のようなところと、人口の少ないところでは
状況が異なるので、一律には言えない。
これから実績を積む中で検討が必要である」
とのお答えでした。
高橋徳先生wrote、、、、、、、、localmtret
》会員に無料配布する
ここのところの誤解が多いのですが、ORCA(仮称)は無料配布
ではありません。
ダウンロードは無料になる可能性が高いのですが、ハードの部分
特にオンライン認証に関与する機器の部分は使用者負担になります。
パソコンも2台が標準なので安いものでも、そこそこかかります。
具体的には、総研のスライド6ページ目に出ているように50−150万の
額になると予想されています。
》ORCAの組織図(いわゆる責任体制)とか、実際の作製業者は公にされている
》のでしょうか。
既存のメーカーの存亡のかかっているプロジェクトなので、すべてを
公には出来ないようです。特に総研のスケジュールでは、日医からの
独立法人化が済んでいるものとして立案されていたようです。
総研の独立化が猛反対にあって頓挫した結果、活動にかなりの制約が
生じています。したがって、へたに公開するとメーカーの潰しに遭う
ことも考えられます。日経新聞へのリークが公式発表のつまずきに
なったように、このような情報にリークはつきものですので慎重に
なっているのではないでしょうか。
》、何やら、業者が作った作文のようで頼りない気がします。
》理想通りになれば良いと思っているのですが、いまいち業者頼りで、レセコンが一種
》類増えるだけの気がしてなりません。
逆説的になりますが、もしそうなら、大々的に組織も内容も公開して堂々
とできたのではないかと。
(ここまでは 2001年4月3日の記載)