107 同姓同名(重複カルテ)の点検
(2003.8.21up)

同姓同名の患者のカルテ間違いをどう防ぐかですが、
まず、Dynamicsで同姓同名、重複登録している患者を抽出します。
(方法は下記参照)

−松岡診療所での抽出結果−
カルテ総数(枝番含む)
7451枚

同姓同名カルテ
25枚(0.3%)、、、、、、、結構あるんですね

同一人物の重複カルテ
36枚(0.5%)、、、、、、、整理さぼってるんですなあ、こりゃいかんわ   
                
25名中 5才以内の年齢差の方が 6名でした。
この辺は 注意しないと間違いそうですね。

電子カルテの表紙の注意欄に記載をしていますが、
数年ぶりにの来院時に うっかり ミスが起きる可能性がありますね。

以下の画面のように、注意リストに「同姓同名あり**注意**」という定型文を登録しており、
同姓同名がある患者のカルテ表紙の注意リストに記載するようにしております。
また、画面右下の「診療備忘録」にも「同姓同名あり**注意**」と記載しておき、
「申し送り」にチェックをいれておくと・・・・


受付に追加する場合に以下のように申し送り内容が表示されます。
ここで「まだ残しておく」としておくと同姓同名患者が来院され、受付に追加する度に、
以下のような警告が表示されるようになります。


注意リストに記載しておくと、所見画面や診療画面の上部にも表示され、大変便利です。


これでほとんど同姓同名の患者間違いは防げるかと思います。

電子カルテに写真を貼るのが 一番ですが、
これは電子カルテ導入時に 患者数名に聞きましたが かなりに方がNOでした。
例え 実施してもすごい労力ですなあ。

また、既にカルテが存在するのに、新患だと勘違いしてしまい、
新たに新患登録をしてしまうケースがあるかと思います。
Dynamicsではそれを防止する機能がついております。


既に「1」番でカルテが存在するのに勘違いで新患登録をしてしまうと・・・


氏名(フリガナ)と生年月日が一致すると、
以下のような警告メッセージが表示され確認を促してくれます。


Dynamicsでの重複カルテの抽出方法は以下のとうりです。

メンテナンス画面の左のほうに以下のボタンがあります。
「重複カルテ」ボタンをクリックすると、重複カルテの抽出が始まります。


カルテ総数に比例して抽出時間がかかるようです。


実行中の画面が表示されます。
2,3分で完了します。


抽出結果はもちろん印刷もできます。


参考までに

 「元気の出る患者学」柳田邦男著 (新潮新書)

 コンピューターの患者ファイルに登録された患者
 6万466人について調べたものだ。

それによると

 △姓名の音読みが同じ患者の数  1万784人
 △姓名とも同じ患者の数         3845人

というデータが出ています。意外と多いんですね。