64 WindowsXPでのDynamicsの運用方法
(2001.12.27up)

以下にWindowsXPでのDynamics運用の際の
最適化後の不具合の対応方法を紹介いたします。



WindowsXPではDynamicsプログラムをCドライブ以外の位置に置くようにして下さい。

日立ソフテックの弘山様よりコメントをいただいております。

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日立ソフテック 弘山様 wrote(転載許可をいただいております)

Windows XP環境でのDynamics最適化のトラブルについて
Microsoftに問合せをしたところ下記のようなコメントを得ました。
****************************************************
Windows XPはOSのアクセス権 強化のため、Cドライブの
共有設定を推奨していません。
CドライブにAccessのファイルを置いて最適化した場合に
アクセス権の設定が変り、クライアントからアクセスできなくなる
可能性があります。
ネットワークで共有するファイルはOSとは異なるドライブへの
インストールをお奨めします。
*****************************************************
弊社での検証でDynamicsのファイルはデータ用のDドライブ以降に
インストールすることで、問題を回避できることを確認しました。
従って、Windows XPをお使いの先生はOSのインストールされている
ドライブを避けてインストールしていただくようお願いします。

Dynamicsをデスクトップにコピーされますと通常 Cドライブに
なりますのでご注意ください。

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WindowsXPの場合は、WindowsXPをinstallしたDRIVE(通常はC-DRIVE)のセキュリティ保持のため
システムがinstallされているC-DRIVEへのアクセス権(共有設定)がデフォルトでは限定されてしまう
ので上記のような現象が起こるかと思われます。
現に、他のパソコンからWindowsXPがinstallされているパソコンのデスクトップには特別に設定しない限り
アクセスは拒否されます。
これはデスクトップのフォルダはC-DRIVEの「Document&Setting」フォルダ内にあり、
「Document&Setting」フォルダ内にはユーザーの個人情報などが記録されているためです。
このようにWindowsXPではセキュリティとユーザー情報の保持のためにC-DRIVEに対してはアクセス権が限定されます。

少なくともserverにWindowsXPを使用している環境では、DynamicsのプログラムはD-DRIVEに置く必要があるようです。

最適化については「66 Dynamicsの最適化」についてをご覧下さい(クリックすればジャンプします)



(以下は2001,12,6up)

現在、当院ではserverがWindows2000(office2000)、Doctor用、進行用、受付用、処置室用マシンが
WindowsXP(officeXP)にてDynamicsを運用しております。

WindowsXPでのDynamicsの運用方法とWindows2000が混在した場合での運用方法などを、
実験結果と注意点を交えて説明したいと思います。

ページの最後に日立ソフテック保田様からのメールの引用で
「OfficeXPプリインストールマシンご購入の際の考慮点」を掲載しております。

ここをクリックすると文末までジャンプします。

WindowsXPとofficeXPへの移行に伴うパソコン環境の変化

Windows2000でのパソコン環境のままWindowsXPに移行したのですが、起動、処理が遅くなって
ややストレスを感じていましたので、パソコン環境を一新いたしました。
現在はほとんどSpeedのストレスを感じません。
以下が過去の2000使用時と現在のXP使用パソコンの性能比較です。


SERVER

os:Windows2000のまま
office:2000のまま
cpu:Pentium3 450mhz → Pentium3 550mhz
memory:512MB

*serverでの作業は出先Dyna作成時くらいしかDynamicsを使用しませんし、
ファイルサーバー的な役割なのでpowerはあまり求める必要はないかと思い、
大きなpower-upはしておりません。


Doctor

os:Windows2000 → WindowsXP
office:2000 → XP
cpu:Pentium3 800 → AthronXP+1800
memory:DIMM 512MB → DDR 512MB

進行

os:Windows2000 → WindowsXP
office:2000 → XP
cpu:Pentium3 700 → AthronXP+1800
memory:DIMM 384MB → DDR 512MB

受付

os:Windows2000 → WindowsXP
office:2000 → XP
cpu:Pentium3 550mhz → Pentium3 800mhz
memory:DIMM 384MB → DIMM 512MB

処置室

os:Windows2000 → WindowsXP
office:2000 → XP
cpu:AMD K6 200mhz → Pentium3 700mhz
memory:DIMM 128MB → DIMM 512MB




−A−
Windows2000とWindowsXPの混在状況での運用報告

・serverがWindows2000(office2000)マシンで
 クライアントがWindowsXP(officeXP)マシンの場合。

混在運用可能です。


レセプト作成、打ち出し時の注意点

クライアント(dynacnt.mdb)からレセプトの作成をした場合は
約500枚のレセプト作成所用時間39分。

    ↓

サーバーのファイル(dynasvr.mdb)をクライアントにコピーして作成した場合
約500枚のレセプト作成所用時間6分

レセプトの印刷所要時間は34分。合計1時間以内でレセプト業務が終了します。
まことに楽ちんです。


−注意点−
・当然のことながら、プリンタドライバをWindowsXPのものにしないと印刷がスムースに行われない
 事があります。当院ではプリンタドライバがきちんとinstallされていなかったため、
 上記の枚数で約2時間半ほどかかってしまいました。
 これは、ドライバを最新のものをinstallし直す事で解決し、約34分で印刷できました。


モジュールなどのさしかえ時の注意点

−注意点−
モジュールやバージョンアップのさしかえ作業を行う場合はserverで行って下さい。
 serverではなくクライアントで作業した場合はDynamicsをserverで立ち上げようとすると、
 スタート画面表示の際に「コンパイルエラー」が発生する可能性があります。
 
これはaccessXPやexcelXPで使用しているプログラムがaccess2000やexcel2000で対応できないのが原因です。

−解決策−
・モジュールのライブラリの指定を変更すればWindows2000でも正常に動作します。
 方法を以下に説明致します。



このようにXP側でさしかえ作業を行った後、2000側で立ち上げると「コンパイルエラー」が発生する事があります。




まず、「モジュール」タブでモジュールを表示しどれでもかまわないので「デザインビュー」を選択します。




上の図のようなデバックの画面になりますので、「ツール」の「参照設定」を選択します。




2000側からは、officeXPで使用しているexcelライブラリが読めないので
となっています。これが、office2000では処理できないofficeXPの新しいプログラムの一部です。これをoffice2000でも
使用できるように修正します。




さきほどの「参照不可:Microsoft Excel 10.0 Object Library」のチェックを外し、下の方にある
「Microsoft Excel 9.0 Object Library」をチェックします。
これで新しい修正モジュールなどをoffice2000でのライブラリで動作させる事ができます。

例外もあるかもしれませんが、以上の修正でofficeXPでの最新モジュールをoffice2000でも動作できます。


−B−
Windows2000とWindowsXPの混在状況での運用報告

・serverがWindowsXP(officeXP)マシンで
 クライアントがWindows2000(office2000)マシンの場合。

未実験です。上記のモジュールなどのさしかえをクリアできれば(ライブラリの問題)問題ないと
推測されます。

・serverがWindowsXP(officeXP)マシンで
 クライアントがWindowsXP(officeXP)マシンの場合。

・serverがWindows2000(office2000)マシンで
 クライアントがWindows2000(office2000)マシンの場合。

この2点については問題なく
運用可能だろうと推測されます。


−C−

WindowsXPの「HOME EDITION」と「Professional EDITION」の違い。


以下、クロスポイントの泉 清剛さんの文章を引用します。

Dynamicsのネットワーク運用での実際面としては「Professional Edition」を推奨します。
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まず、WindowsXPですが、HOME EDITION と Professional EDITION の
2種類があります。

違いとしましては
1.通常通りにドメインに参加できるか否か
2.データの暗号化通信に対応しているか否か

など、ごくわずかな点のみで、安定性は変わらない模様です。
ただ、ネットワークを基本としたビジネス接続を考える場合には、
いざという時のために、PROFESSIONAL EDITION がよいと思われます。

パッケージで購入される場合、その種類は以下の通りです。

◎ HOME 製品版
◎ HOME アップグレード版(98、98SE、MEからのみ可能)

◎ Professional 製品版
◎ Professional アップグレード版(98、98SE、ME、NT4.0、2000Proからのみ可能)                    
◎ Professional 特別アップグレード版(2000Proからのみ可能)

HOME EDITION から PROFESSIONAL EDITION へのアップグレード版は現在の所用意されておりません。

2月頃に3ヶ月限定で上記のアップグレードの可能な特別版を出荷する予定とのことです。

さて、ライセンスで購入される場合ですが、これが少しややこしい話となります。

今回から「SA」ソフトウェアアシュアランスと呼ばれる2年間のアップグレード保証の付いた
「使用権」とでもいうような考え方が導入されました。

来年の7月までの期間限定ですが、基本となるパッケージを持っていれば、基本的に、
この「SA」のみを購入すれば、ライセンス契約に突入したことになります。
2年毎の更新が必要になりますが、常に最新版にしていくおつもりであれば
(MICROSOFTにはくやしいですが)お得なのは事実です。

また、インストールは専用のCDを使って行う形となります。(このCDは別途\3,200-で購入)
この場合にはいちいち面倒な「認証登録」は不要なようです。
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ただ、もちろん「SA」を購入する段階で登録が必要です。

A)98、98SE、ME、NT4.0をお持ちの方は、「基本ライセンス」と「SA」がセットになった「L&SA」を
B)2000をお持ちの方はユーザー登録がお済みであれば「SA」のみを購入することで
  ライセンス契約に突入することになります。
  (2000は期間限定で特別にXPのライセンスとして認定されています)

購入可能本数ですが、1ライセンスを1ポイントとして、合計5ポイントからの購入になります。
今回に限り「SA」もポイントとして数えることが可能だそうで、
上記(A)の場合は3セット(6ポイント)からOK、
  (B)の場合は5本以上2000のユーザー登録がある人は5セットからOKということになります。

OFFICE XP についてもライセンスの考え方は基本的に同じです。

ただ、注意事項として「SA」は同じ形態が基本(Professional版はProfessional版)になります。
また、最近変わったこととして、以前は「SA」のみを購入できるのはOfficeXP を持っている人に
限られていたのですが、現在はOffice2000のユーザーも「SA」のみを購入すればライセンス契約に
突入することが可能で、Windowsの場合と同じく、いちいち認証の必要がない専用のCDを購入する
ことが可能です。

したがって、Office2000のユーザーは5本以上の登録があるのであれば「SA」のみを5セット以上と
CDで購入可能、それ以外の場合は、「L&SA」を3セット以上で購入可能ということになります。

最後になりましたが、専用のCDにおいてはインストール回数の制限は
事実上ないことにるということにご留意ください。

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当院ではWindowsXPとofficeXPの両方ともSA購入しております。


以下は、日立ソフテック保田様のDynamicsメーリングリストからの転載
「OfficeXPプリインストールマシンご購入の際の考慮点」です。


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Office XPプリインストールマシンご購入の際の
考慮点として一点ご連絡申し上げます。

現在PCにプリインストールされているOfficeは
Office Personal が 多いと思います。

DynamicsはAccess上で動きますが、
Office PersonalはExcel、Wordは含んで
いますがAccess、PowerPointは含んでいません。

Accessを含むOffice製品はOffice Professional
以上となります。

本日マイクロソフトに問い合わせましたところ
Office XP Personal からOffice XP Professional への
アップグレードパッケージは販売していないとの事です。

(ちなみにOffice2000 Personal(プレインストール含む)や、
Office97 プレインストールからはOffice XP Professional
へのアップグレード版が購入できます)

従いまして、Office Personal プレインストールマシンをお買い求めで
Access 2002が必要な場合は単体でAccess2002を購入するか
Excel Wordの二重買いになりますが改めてOffice XP Professional
を購入することになります。

試しにLAOXダイレクトで値段を調べますと
Access XP Professional 62,800円
Access 2002         33,900円
Office XP Professional アップグレード版 37,400円
Power Point XP       23,700円
でした。

Office XP Personal プリインストールマシンとインストールされて
いないマシンとの価格差は大体20,000円です。

以上からAccessに加えPowerPointなども使用する場合は、
Office XP Personal がプリインストールされていないPCに
Professionalを購入したほうが合計金額が安くなります。
また、PersonalプリインストールマシンにAccessを付け足すのと
プリインストール無しのマシンにProfessionalをインストールする
場合の価格差は9000円ほどとなります。

値段だけを見るとOffice2000、97Personalプリインストールマシンから
Office XP Professional アップグレードで切り替えたほうが安い
場合もあるかもしれません。

また多くのメーカーは業務用パソコンを販売しており業務用パソコンでは
Office Professional プリインストールとかWindows2000 Professional
プリインストールなど、民生用と比べ選択肢が多いメーカーがあることを
付記いたします。

以上長くなりましたが、Office2000の頃はPersonalからProfessionalへの
アップグレードが出来る期間がありましたので、XPは違う旨ご報告
致しました。

なお、本文章では価格面だけで比較しており、必要マシンスペックや
プリインストールのメリットなど価格以外の面は考慮しておりません。

以上
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株式会社 日立ソフテック 新事業開発部 保田 義一

     〒105-0003 港区西新橋2−16−1
全国たばこセンタービル
03-3437-7659 Fax 03-3437-7660
mail:shinji.support@hist.kaden.hitachi.co.jp
Dynamics サポートHP http://www.iijnet.or.jp/hist/dyna/

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