68 Dynamicsでの病診連携の検査データの送付報告
(2002.3.8up 2002.9.10更新)
(2002.9.10up)
従来の地域IP網の使用からインターネットを利用しての電脳病診連携に移行しました。
病診連携大阪プロジェクト2001(OCHIS)の電子ネットワーク(地域IP網)については
以下のサイト CyberMEDに紹介されています。
http://www.cybermed.co.jp/saishin/iryou/020302_ochisproject.htm
(上記のURLをクリックするとジャンプします)
(2001.12.27up)
病診連携大阪プロジェクト2001(OCHIS)の電子ネットワーク専用ADSL回線
(地域IP網)を通じて甲状腺腫瘍の実患者のデータのやりとりが行われ、
国立大阪病院と松岡診療所との間でスムースに連携ができました。
電子紹介状を使っての、この専用回線経由の患者情報交換の第1号でした。
(2001.12.21up)
実際に専用ADSL回線による病診連携が動き出すと、CTや胸部XPなどの画像の送付は
なんら問題ありませんが、検査データの送付に関しましては多少の工夫が必要となりそうです。
Dynamicsを使用しての病診連携サーバーへの送信の仕方などはまず
「63 電脳病診連携におけるDynamics側からのXMLファイル書き出し報告」
をご覧下さい。(クリックすればジャンプします)
1.単純には紙での検査データをスキャンして送付する方法があります。
フジモト臨床検査から送られてくる検査報告の紙データをスキャンします。
これを病診連携サーバーへと送信する方法があります。
この方法が一番シンプルですが、スキャンする手間がかかるのと、見づらいのが弱点です。

2.Dynamics上の検査データからの書き出し
Dynamicsでの「検査歴」からの検査項目をacrobatに書き出します。
この方法だと紙での検査データをDynamicsへと転記する必要があるので、
日々の診療でこまめに検査データを入力しておけばすぐに書き出せます。
日々、検査データをこまめに入力する事が、やはり面倒ではあります。

以下の画面はDynamicsからの検査データの参照画面です。
このDynamics上の検査データをacrobatで書き出すところです。
この作業はAcrobatWriterが必要です。

3.フジモトオンラインシステム(検査データのオンライン取り込みシステム)から書き出し
フジモトオンラインシステムにつきましては
「38,online検査データーとダイナミクスの連携」
を参照して下さい(ここをクリックすればジャンプします)
検査データをインターネットを介してデジタルデータで取り込む方法です。
検査の紙データをスキャンして取り込むよりも、直接オンラインデータをacrobatで書き出す方が
綺麗ですし、手間もかかりません。
こうした検査データをオンラインで取り込む方式を採用している診療所はこの方式のほうが便利でしょう。
以下に当院の例を紹介します。
フジモトオンラインシステムへとアクセスして検査データを参照します。

上の画面の「印刷」をクリックします。
検査データをAcrobatWriterでacrobatに書き出します。

AcrobatWriterで書き出した結果がpdf形式で以下のようになります。

これらのデータを病診連携サーバーに送信します。
4.病診連携サーバーへの送信と着信画面での表示
「3」で制作したacrobatの検査データを連携サーバーへ送信します。
Dynamicsで制作した提供書とpdfファイルを選択します。

pdfファイルを参照すると以下のように表示されます。
やはり紙データをスキャンするより綺麗です。

同じくDynamicsから出力したHbA1cグラフのpdfファイルです。

紹介先と紹介元はtestですので両方とも当院を選択しております。

添付ファイルなど確認してOKなら「署名確認」をクリックして送信します。

無事、送信も終了しましたので、着信したデータを取り込みます。
提供書をダウンロードしてみます。
tarという形式で圧縮されていますので、解凍します。

解凍したファイルから生成されたacrobatでの検査データです。

同じく、解凍したファイルから生成されたacrobatでの検査グラフです。
上記とは別の患者のデータですが、Dynamicsでの複数データのグラフ表示です。

以上の方法で検査データを送信しますが、やはり画像が綺麗で、手間がかからない方法といえば
「4」で紹介したAcrobatWriterで書き出す方法がよいかと思います。
AcrobatReaderについてはadobeのサイトやパソコン雑誌の付録CDROMなどにも掲載されていますので、
手軽に入手できるかと思いますが、AcrobatWriterについてはadobe社製acrobatを購入しないと手に入り
ません。
AcrobatWriterについてはプリンタドライバとして機能します。
ですから、印刷ができる書類に関してはほとんどacrobat形式で書き出すことが可能です。