90 VNCによる所見画面同時入力
(2002.8.1up)
現在、様々なパソコンの遠隔操作のソフトがあります。
NortonAntiVirusなどで有名なsymantecの「PC Anywhere」
http://www.symantec.com/region/jp/products/pca/
IBMの「Desktop-On-Call」
http://www-6.ibm.com/jp/pspjinfo/javadesk/news_v5.html
などたくさん市販されております。
WindowsXPやWindows2000serverにも「リモートデスクトップ接続」といったツールが附属されております。
現在、当院で使用しているのはVNC(VirtualNetworkComputing)というFreeのソフトです。
http://www.sra.co.jp/people/akira/vnc/
VNCがinstallされている各PCにディスプレイナンバー(LAN内部だけでの使用なら「0」のままでOK)とパスワードを
設定し、それを頼りにアクセスします。
LAN内部では細かな設定は必要ありませんが、internetなど外部からの遠隔操作をする場合にはポートを
あけるなどのルーターの細かな設定が必要となります。
ただし電子カルテのセキュリティ保持のために外部からのアクセスは切り離したほうがよいかと思います。
通常、別の2台のPCでの同一患者のデータは参照するだけなら問題ありませんが、所見などの入力の際
排他制御がかかり、2台同時に入力できません。VNCなどのリモート操作ソフトを利用するとそれが可能です。
非常に便利です。

上の画像の4台のPC画面ですが、一番左が進行マシンの画面、その右の画面がドクターマシン、私の後のモニターが
患者用のモニターです。私が操作中のノートPCでドクターマシンにログインしています。
3台に同一画面が表示されております。
診療中は私の後に医療秘書を兼任するナースがドクターマシンの所見画面に入力していますが、このナースが処置室に
移動した場合は私が右の席に移動するかキーボードを取り寄せるかして所見画面の記入の続行をしておりましたが、
上の画像のようにVNCを利用して所見画面での継続入力がやりやすくなります。
VNCのこのような使い方があるということで紹介させていただきます。
以下の画像はノートPCがDoctorマシンにログインした画像です。

2台のパソコンが同じデスクトップを共有しています。キーボードとマウスはそれぞれで操作してもきちんと動きます。
上の画像のように秘書が右のPCのキーボードで所見を入力しており、途中から私がノートPCで続きを入力・・・
といったことが可能です。
わざわざ席をかわったり、キーボードをもらうといった事をしなくてもよいので大変便利です。
電子カルテなどのセキュリティ保持のために外部からのアクセスを遮断することを強く推奨します。
特にVNCを使用する際に5900番台のポートはしめたほうがいいかと思います。
以下の画像がVNCの設定画面です。
各PCに「DisplayNumber」を割り振り(「0」のままでもOKです)、「Password」を設定します。
その他の項目はDefaultでいいかと思います。

接続画面が以下のようになっております。

ログイン先のPCのIP-addressが「172.25.0.255」でDisplayNumberが「3」の場合は上の図のように入力します。
172.25.0.255のPCのport5903を通じて・・・という意味です。
ディスプレイナンバー「0」に設定している場合はIPアドレスのみの入力でOKだと思います。

パスワードが認証されたら接続完了です。
電子カルテなどのセキュリティ保持のために外部からのアクセスを遮断することを強く推奨します。
特にVNCを使用する際に5900番台のポートはしめたほうがいいかと思います。
VNCはFreeSoftですのでinstallの際は自己責任でお願いいたします。