92 二次元バーコード入力の実用記
(2002.9.6up 9.13追加)

病院での電子カルテの特徴は 広範囲なバーコードの使用です。
注射アンプルや薬剤シートにもバーコードが印字される時代に入りました。
患者の腕輪のバーコードを注射のバーコード参照で医療事故防止には多大な効果があります。
手術現場での処置、麻酔実施、薬剤、検査などその場で発生するものは全ての情報を
バーコードで入力がすでに実施されています。
 スーパーなどで見かけるバーコードは一次元バーコードで数字の羅列です。
一次元バーコードは物の背番号(識別コード)として使われることが多く、さらに詳しい情報は
オンラインで取り出すなどの手続が必要ですが、2次元コードには必要な詳細情報がすべて
入力されているので、リーダさえあれば「いつでも、どこでも、だれでも」一瞬にして読み出せます。

さて診療所ではどんなバーコード利用の方法があるでしょうか。
二次元バーコードでは約1800文字まで記載できますので、電子カルテへの記載に応用できます。
電子カルテ導入による効率化については院内のスタッフ全員が操作してはじめて威力を発揮します。
スタッフがいつでも常にキーボード操作ベテランばかりとは限りません。
パソコン初心者の新人でも入職したときには受付での患者の主訴を二次元バーコード使用で
容易に基本的なことは入力できます。
また多忙な耳鼻科や眼科などでは医師もこれで定型的所見の入力にはかなり便利になると思います。

当院で使用している二次元バーコードリーダーのサイトは
http://www.keyence.co.jp/barcode/tl30.html
です。クリックすると新しいページで開きます。
「keyence」というメーカーの二次元ハンディ型「TL-30」を使用しております。
価格はソフト込みで約20万円で購入しました。
同HP内にバーコードの詳しい説明も載っているようなので是非、ご覧下さい。
(現時点ではこのHPには二次元バーコードの説明はupされていないようですが)

二次元バーコードに関する説明は以下のHPで説明されています。
http://www.rolan.co.jp/shouhin/s_qrcode.html
(クリックすると新しいページで開きます。)

バーコードの制作には「桐 ver8」を使用しております。
http://www.k3-soft.com

(クリックすると新しいページで開きます)

二次元バーコードの印刷にはレーザープリンターを使用したほうがよいかと思われます。

 
 

ラミネート加工しております。


以下はDynamicsの所見で使用した例。
久ぶりの患者様の問診に使用しております。
初めて電子カルテに登録する新患様の場合は主として問診マシンを利用しております。
従事している職種や勤務時間、病歴(家族も)など詳しい問診が患者さん自身の指で入力
されます。これは大変有用です。
自動問診機についてはここをクリックすれば新しいページで表示します。

既に電子カルテに登録されており、ちょくちょく来られる方には、
この2次元バーコードでの問診入力には有用かと思います。
ここに表示している例文より もっと長い文章を登録して それを必要に応じて
削除する方が場合によれば便利かもしれませんが この辺はしばらくテストです
また 上の画像のように シートを色分けしておくと入力は早くなります。
いづれも コストパフォーマンスですが これは診療所のスタイルのよるでしょうか。
人件費を考えるとそんなに高い投資ではないと思う次第ですが。
ともかく Drの入力手間を省いてくれるという意味では役に立ちます。